14世紀~16世紀(ルネサンス期)
イタリア
フランチェスコ・ペトラルカ
ギリシャ・ローマ時代の古典文献や思想を再評価・再発見し、現代に生かそうとする運動
神ではなく「人間」理性、尊厳、自由に価値を見出す思想傾向
語学・修辞・倫理・歴史などの「人文学」を重視する教育観
教会中心の中世的世界観からの脱却を試み、宗教改革や近代合理主義の先駆けとなった
人間は自己を形成し成長させる力を持つ存在であるという前向きな人間観を持つ
絶対的な神の代わりに、人間の理性や行為を価値の基準とする発想が、近代哲学の前提を築いた
一人ひとりの人間の尊厳・創造性・独自性への尊重が、個人主義思想の基盤となった
教会的権威への疑問や、権力に対する批判的態度の源泉となり、啓蒙思想へと受け継がれた
運命論や原罪観から離れ、人間の主体的選択と努力による自己形成を強調した
人間の尊厳・理性・自由を中心に据える思想。中世神中心主義への対抗
「再生」や「復興」を意味し、古典文化や人間性を見直す文化運動
文法・修辞・詩・歴史・倫理など人間にかかわる学問領域。教育の核とされた
人間が自らの選択によって行動する能力を持つとする思想
伝統や権威に盲目的に従わず、理性によって問い直す態度
中世のスコラ学や神学的価値観に疑問を抱いた知識人たちは、ギリシャ・ローマの古典に人間の本質や美徳の源泉を見出し、それを再発見・再構築することで現代社会を変革しようとした。
商業・都市文化の発展、印刷技術の進展、教会権威の相対化なども相まって、人間の理性や表現力に価値を見出す「人文主義」は、ルネサンスとともに大きく開花した。