17世紀(主に近代ヨーロッパ)
大陸ヨーロッパ(フランス・オランダ・ドイツなど)
ルネ・デカルト(フランス)を中心に、スピノザ(オランダ)、ライプニッツ(ドイツ)らが展開
感覚よりも理性によって真理に到達できると考える思想
経験に頼らず、普遍的原理から論理的に心理を導く手法(例:幾何学的思考)
人間には生得的に真理の素地となる観念が備わっているとする立場
世界の構造は数理的に記述可能と考え、自然を「数式」で捉えようとした
確実性のない知識を一旦すべて疑い、そこから確実な真理(明証)を探る姿勢
経験ではなく理性から出発する思考様式が、哲学の方法論的出発点となった
科学と哲学を分けず、普遍的で厳密な体系を築こうとする意志が顕著
「我思う、ゆえに我あり」に見られるように、主観的確実性を基礎とする哲学的個人が誕生
数学と論理を用いた自然理解が、ニュートン以後の科学革命を準備した
論理的・体系的に思考し、真理を導く能力。感覚に依存しない判断の力
一般原理から個別の結論を導き出す論理的方法。幾何学や数学と親和性が高い
人間に生まれつき備わているとされる、真理の基礎となる観念
疑いえない明確で判別可能な知識のみを真理と認める態度
あらゆる知識を一度疑い、確実な知を基礎として再構築をしようとする方法論
中世のスコラ哲学における権威主義的な知識体系や、経験に依存する不確かな知識への不満から、より確実で普遍的な知識の基礎を求める動きが強まった。
また、科学革命によって数理的な世界認識が注目される中、「理性」こそが心理に到達する手段であるとする合理主義が台頭した。
宗教的権威から自立する知的運動としても位置づけられる。